[INTERVIEW] case#54 We Work Here "面白がって、挑んで、のめり込んで働く"

INTERVIEW case#54 We Work Here "面白がって、挑んで、のめり込んで働く"

MIDORI.so BAKUROYOKOYAMAメンバーの株式会社ネイビー代表取締役 粥川直人さん。東京大学の大学院を卒業後、美大やDJの仲間たちと音楽活動をしながら、広告代理店に就職。現在は会社の経営者として、ユーザーが自分で商品をスキャンして会計を行うセルフレジの仕組み「レジゴー」を展開する。研究の世界からカルチャーの世界へ、広告業界へ、そして小売市場へ。少年らしさと武士道を携える彼の精神性はどこから生まれ、何を思いながら仕事と向き合うのだろう。粥川さんの「働く」とは。 千葉県船橋市出身拾った家電を分解したり廃材を組み合わせて秘密基地を作ったりするような機械・仕組み好きな小学生兄に倣ってなんとなく中学受験し渋谷教育学園幕張中学校に入学ホームセンターで色んなモノを買ってきて部屋を改造・改装しまくる周りの影響でなんとなく医学部を志望数学塾にハマり数学と物理だけできるようになる理数系と医者との道で揺れながら東京大学(以下、東大)の理三を受けるも浪人よく考えたら医者になりたいわけじゃないと思い東大の理一に進学体育会のバスケ部に入ったものの退部友人に貰ったターンテーブルをいじり始めるヒップホップ、ソウル、ファンク、ソウル、ジャズ、ブラジル音楽などを掘りまくる→DJの同級生と仲良くなりアナログのオーディオを買って自宅で爆音で聞く毎日東大や美大の先輩と銀座のギャラリーを借りて夜間にオーディオ機材や照明機材などを持ち込んでパーティーを始める周りの院生への敗北感・研究者の世界の狭さを感じ、就職を決め電通に入社想像よりも体育会系の環境でしごかれながら、ソフトバンク・孫正義さんとの仕事を通じて死に物狂いで働き続けるソフトバンクアカデミアの外部一期生に株式会社トライアル(以下、トライアル)と共同でレジアプリ「レジカート」を展開スマートレジカートとスマホアプリの両方を導入した「レジゴー」を展開し現在に至る Interview / Writing : Tamao Yamada

Tamao Yamada 2025/3/10
[INTERVIEW] case#49 We Collaborate Here 「この場所で、この人々と探し続ける自分たちらしさ」

INTERVIEW case#49 We Collaborate Here 「この場所で、この人々と探し続ける自分たちらしさ」

MIDORI.soは働く場所だ、と一概に言えない。もちろんシェアオフィスとして「働く」を主たる目的とすることが前提にあるが、よくよく考えれば、年齢や職能、国籍、主義主張が異なる人々が同じ空間に居合わせていること自体、相当面白い状況だ。黙々と働かなければいけない日もある一方、ふとした時に「他」を知ることに興味をそそられ、予期せぬ出来事や人々に出会うと、人生は思わぬ方向に転がっていく日もあるかもしれない(もちろん、いい意味で)。「働く」とは、パソコンの画面と向き合いながら、オンラインミーティングの向こう側の人々と話をしたり、来週のプレゼン資料を作成する以外に、もっと複雑で偶発的な豊かさがあることを、ここMIDORI.soでは体現していきたい。 時にはメンバー同士がコーヒーやビールを片手に「最近どう?」とちょっとソファに腰掛けて、お互いのビジネスの話、世の中で起きている出来事、遊びに行ったあの場所、この場所について語る風景が目に映る。まさに「働く」と「生きる」がマーブル状に混ざり合うことを許されている状況下だからこそ、1人の人間として目の前にいる相手を知り、お互いを理解し合い、気の知れた仲になった同士が、いつの間にか一緒に仕事をしていることもちらほら。今回も発見、MIDORI.soメンバー同士の仕事のコラボレーション。 MEMBER

Yuko Nakayama, Miho Koshiba, POPI Takahiro Yanakawa 2023/11/1
[INTERVIEW] case#44 We Talk Here 未知なるものに向かって実験し続ける仲間たちと共に

INTERVIEW case#44 We Talk Here 未知なるものに向かって実験し続ける仲間たちと共に

エネルギー資源の枯渇が叫ばれる昨今、光熱費削減や環境を考慮した住まいの開発は早急の課題のひとつとなっている。日本政府が2030年までに全世帯普及を目指すと発表したHEMS(家庭用エネルギー管理システム)も、国内普及率はまだまだ低い。MIDORI.so Bakuroyokoyamaのメンバーであるモノクロームは、次世代の住まいを見据え、既存のプロダクトをさらにアップデートさせた「HEMS」と「エネルギーを作る屋根」の開発を進めている会社だ。モノクロームのメンバーであるゴンザレス・ダビドさん(写真左)、森下佳織さん(写真右)に、お話を伺った。 Interview / Text Tamao Yamada 2022.11.1 森下:エネルギーを作る屋根とHEMS(Home Energy Management Service)の開発を行っています。エネルギーを作る屋根とは一般的に『太陽光パネル』と呼ばれているものですが、普及してから既に時が経っているものの、実はまだ需要に応えられていない部分があるのではないかと考えています。 HEMSは、発電したエネルギーの使用をコントロールするシステムです。既に他社が販売しているものは発電量を可視化したモニターがつけてあるだけで、あまり使われていないという現状があります。それらをもっと使いやすく、生活を便利にするものにしたいと思っています。モノクロームは、CEOの梅田が自宅を建てる際、既存の太陽光パネルやHEMSでは理想の家づくりを叶えられないと思ったことから、よりアップデートしたプロダクトの開発が必要だと考え、設立された会社です。

Tamao Yamada 2022/11/1

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