INTERVIEW case#42 We Work Here “お金を得た先の目標や目的が重要なんだと気がつきました

Topic: InterviewWritten by Tamao YamadaAt MIDORI.so Nagatacho
2022/9/16
Daifuku

918日(日)にオープニングレセプションが開催される「DAIFUKU MIDORI.so」。名前の由来になったのは、数々の事業を展開する実業家であるMIDORI.so永田町メンバーの大福裕貴さん。DAIFUKU MIDORI.soに込める想いや「働く」とは、をインタビュー。

Interview / Text / Photo Tamao Yamada
2022.09.16

現在、会社を複数運営していますが、メインは『ゼロアクセル』というwebマーケティングの事業。同じ母体で、広告代理店事業の『ゼロアド』、記事作成を行う事業『ゼロプロダクト』を、会社を分けて運営しています。その他に、犬のフードを開発する会社『ワンプレート』、直近では920日にオープンするDAIFUKU MIDORI.soを運営する『ザ建物』という会社を設立しました。

Daifuku2


数々の失敗から学び、身につけた経営者の基礎力

新卒で美容系の企業に入り営業マンとして働きましたが、1年ほど経って携帯販売の副業を始めました。その後起業して、スーパーの端の場所を借りて携帯販売の店舗を運営してみたり、ミニゲームのアプリ開発をしてみたりと、色々と自分で事業を回し始めるようになりました。経営については全く無知の状態から始まったので、本当に何回も失敗しては挑戦してを繰り返して、実践しながら学んでいったという感じです。今の会社が最近一気に伸びて、みんな注目してくれていますが、勢いがついたのはほんのここ23年の話。起業自体は24歳の時からしているので、やっとやっと芽が出始めたなと感じています。

事業を生み出し続ける原動力となるものとは?

自分が経営者になったきっかけは、家が貧乏だったことが大きかったと思います。家庭環境が良くない時期もあったので、将来はお金に困らず生きていきたいという思いがありました。MIDORI.soでは、クリエイティブ職や専門職の人が多いからか「儲けること」を強い目的として働いていないメンバーも多いですが、僕の場合はちゃんとビジネスをしてお金を回し、稼ぐことがとても重要なことだと思っています。新しい価値を作れると思ったらすぐに参入するので、ジャンルに囚われずに幅広く事業を展開出来ています。とはいえ、仕事の仕方が違うだけで、辿り着きたい場所はMIDORI.soのみんなと同じく『良いものを作りたい』ということ。ただ単にお金儲けをすることは簡単ですが、それだけをやっていても意味がないと思っています。というのも昔の僕は、お金を稼ぐことだけが人生の目標でした。ある日、黒崎さんに目標を聞かれたことがあって、僕は「30代で1000億稼ぎます」と答えたんですよね。そしたら、「そんなの目標じゃない、それはただの数字だよ。」とバッサリ言われてしまって。これまでの価値観がひっくり返るくらいの衝撃を受けて、お金を得た先の目標や目的が重要なんだと気がつきました。僕にとってのそれが「世の中に新しい価値を創造する」こと。たくさんお金を生み出すことで、新しいことや良いものをもっと作ることができるからこそ、ビジネスを通してその価値を作っていきたいと思っています。

MIDORI.soを知ったきっかけは?

CO(コミュニティオーガナイザー)の増田早希子さんとの出会いがきっかけでした。当時、僕は別のシェアオフィスにいたのですが、ゼロアクセル設立のタイミングで新しいオフィスを探していました。初めてMIDORI.soに来た時は、利用者目線というよりも、シェアオフィスの運営の仕方など、あくまでビジネス的な視点から魅力を感じていましたが、実際にメンバーになってみて、ただの場所貸しのシェアオフィスではなく、メンバー同士のコミュニケーションが自然に生まれるところも気に入りました。ここに来てから僕はかなりオープンになったんですよ。元々とても人見知りで、会社を経営することは戦だ!くらいの尖った気持ちがあったので、自分以外は全員敵だという思いがあり閉鎖的でした。これまで自分がいたシェアオフィスでは、誰かとコミュニケーションをとることもなかったですし、他の会社の人と話すと自分のアイディアがとられてしまうのではないかという気持ちすらありました。でも実は違うんだなということをMIDORI.soで知ったんです。ここにいると、COさんが結構絡んでくるんですよ(笑)。それもメンバーにとって良い風に持っていってくれるというか、「大福さんが今度こんなことするんですよ」って日常会話のなかで自然に人と繋げてくれたり、声をかけてくれたりします。僕らの事業のためになることを考えて動いてくれていることがすごく嬉しいですし、距離感も心地良いなと思っています。

Poster

数々の失敗から学び、身につけた経営者の基礎力

新卒で美容系の企業に入り営業マンとして働きましたが、1年ほど経って携帯販売の副業を始めました。その後起業して、スーパーの端の場所を借りて携帯販売の店舗を運営してみたり、ミニゲームのアプリ開発をしてみたりと、色々と自分で事業を回し始めるようになりました。経営については全く無知の状態から始まったので、本当に何回も失敗しては挑戦してを繰り返して、実践しながら学んでいったという感じです。今の会社が最近一気に伸びて、みんな注目してくれていますが、勢いがついたのはほんのここ23年の話。起業自体は24歳の時からしているので、やっとやっと芽が出始めたなと感じています。

事業を生み出し続ける原動力となるものとは?

自分が経営者になったきっかけは、家が貧乏だったことが大きかったと思います。家庭環境が良くない時期もあったので、将来はお金に困らず生きていきたいという思いがありました。MIDORI.soでは、クリエイティブ職や専門職の人が多いからか「儲けること」を強い目的として働いていないメンバーも多いですが、僕の場合はちゃんとビジネスをしてお金を回し、稼ぐことがとても重要なことだと思っています。新しい価値を作れると思ったらすぐに参入するので、ジャンルに囚われずに幅広く事業を展開出来ています。とはいえ、仕事の仕方が違うだけで、辿り着きたい場所はMIDORI.soのみんなと同じく『良いものを作りたい』ということ。ただ単にお金儲けをすることは簡単ですが、それだけをやっていても意味がないと思っています。というのも昔の僕は、お金を稼ぐことだけが人生の目標でした。ある日、黒崎さんに目標を聞かれたことがあって、僕は「30代で1000億稼ぎます」と答えたんですよね。そしたら、「そんなの目標じゃない、それはただの数字だよ。」とバッサリ言われてしまって。これまでの価値観がひっくり返るくらいの衝撃を受けて、お金を得た先の目標や目的が重要なんだと気がつきました。僕にとってのそれが「世の中に新しい価値を創造する」こと。たくさんお金を生み出すことで、新しいことや良いものをもっと作ることができるからこそ、ビジネスを通してその価値を作っていきたいと思っています。

MIDORI.soを知ったきっかけは?

CO(コミュニティオーガナイザー)の増田早希子さんとの出会いがきっかけでした。当時、僕は別のシェアオフィスにいたのですが、ゼロアクセル設立のタイミングで新しいオフィスを探していました。初めてMIDORI.soに来た時は、利用者目線というよりも、シェアオフィスの運営の仕方など、あくまでビジネス的な視点から魅力を感じていましたが、実際にメンバーになってみて、ただの場所貸しのシェアオフィスではなく、メンバー同士のコミュニケーションが自然に生まれるところも気に入りました。ここに来てから僕はかなりオープンになったんですよ。元々とても人見知りで、会社を経営することは戦だ!くらいの尖った気持ちがあったので、自分以外は全員敵だという思いがあり閉鎖的でした。これまで自分がいたシェアオフィスでは、誰かとコミュニケーションをとることもなかったですし、他の会社の人と話すと自分のアイディアがとられてしまうのではないかという気持ちすらありました。でも実は違うんだなということをMIDORI.soで知ったんです。ここにいると、COさんが結構絡んでくるんですよ(笑)。それもメンバーにとって良い風に持っていってくれるというか、「大福さんが今度こんなことするんですよ」って日常会話のなかで自然に人と繋げてくれたり、声をかけてくれたりします。僕らの事業のためになることを考えて動いてくれていることがすごく嬉しいですし、距離感も心地良いなと思っています。

ビジネスとカルチャーが融合する場所を全国に

MIDORI.soで自分のやりたいことを口にしていたら本当に事業につながっていくことがあるのですが、その一つがまさにDAIFUKU MIDORI.so。ゼロアクセルには福岡のメンバーが多いので、支店を作りたいと思っていて、その場所をシェアオフィスとして事業化することを考えていました。それを黒崎さんや美保さんに話したら、ビル物件の紹介をしてもらって、一緒にやろうという話が進んで。実際に福岡にビル物件を一緒に見に行って、場所も良かったですし、直感的に心踊るという感覚がありました。僕のやりたいことを面白がってくれて、一緒にできる仲間がいることはすごく有難いですね。

DAIFUKU MIDORI.soをどんな場所にしていきたいですか?

今のMIDORI.soには専門職やクリエイター職などが多く、いわゆるビジネスマンと言われる人は比較的少ないですよね。でも僕がそうだったように、世の中にはとにかく上に登ってやるぞというスタートアップ気質な人はいっぱいいると思います。特に地方では、そういうマインドがあって才能もあるけど、出会いや機会がなくて伸び悩んでる人がいます。だからこそ、DAIFUKU MIDORI.soでは、地域にいる若者や熱を持った人たちが集まれる場所となり、地方で可能性を持っている人たちをどんどん押し上げていけるような環境を作っていきたいと思っています。クリエイティブな人たちもいっぱいいて、かつ勢いのある若い人たちやスタートアップの人も集まって、カルチャーとビジネスが同じくらい存在する場所になればいいなと思っています。今のMIDORI.soには無い要素が加わることで、新しい『良質なカオス』が生まれることを期待していますし、僕のように大きく価値観が変わる人もいるんじゃないかなと楽しみです。ゆくゆくは大阪、仙台、札幌、と各地方に展開させて全国的に盛り上げていきたいですね。

最後に、大福さんにとって「働く」とは?

やはり「世の中に新しい価値を創造すること」です。ジャンルを問わず、世の中に面白いなと思ってもらえることを生み出し続けたい。以前は、お金を稼ぐことしか考えてなかったですけど、今はこれまでに無い価値を作ることを大事にしたいと思っています。MIDORI.so自体も新しいものが生み出される場所だなと感じます。僕もここでみんなと出会ったからこそ生まれた新しい価値観やプロジェクトがあって、それによって人生の目標もだいぶ変わったので。


大福裕貴 | Yuki Daifuku

実業家

Webマーケティング会社「ゼロアクセル」を筆頭に、数多くの事業を展開する実業家。新卒でサラリーマンとして営業を経験し、24歳で起業。

https://zero-accel.co.jp/

MIDORI.so Newsletter: