COLUMN #222 イメチェンとクリエイティブ都市

Topic: ColumnWritten by reigo tanaka
2026/2/12
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最初のきっかけは、これまで習慣になっていた喫煙が、ふと突然身体に合わなくなりやめたことだった。煙草を吸う代わりに、あたりを散策したり、気になった店でコーヒーを飲んだりしていると、街の風景の一部として、自分がどう映るのか気になり始めた。


家に帰っても、これまで使っていたダイニングテーブルが違うような気がして、流石創造集団の堀之内さんのやり方を真似して縁の丸みとツヤ感が美しい中古のダイニングテーブルを購入した。すると今度はデスクの上に物寂しさを感じて、蚤の市で小さな蝶番が可愛い木箱を手に入れ、鍵入れにした。


まだまだ必要だと思っていた本も、もう自分には必要ない気がして古本屋で売った。その代わりに、興味を持ち始めた都市社会学の本と、同僚におすすめしてもらったデザインの本を本棚に並べた。


仕事の仕方にも限界を感じて、少し手伝っていたプロジェクトから手を引いたり、打ち合わせを減らしたりした。代わりに、拠点を超えて街や都市という単位でもっと仕事ができないか考えるようになった。


そのようなとき、かつて自由大学で「Creative City Lab」という講義があったことを知り、「クリエイティブ都市」の考え方に出会った。面白い創造的な都市には、各人の生活の探求と、そこから滲み出た自由でインディペンデントな働き方が必要である、ということだった。自分がこれからやりたいのは、自身でそれを実践しながら、都市というスケールに面白い状況を作っていくことであると気づいた。


そのために大前提として、自分自身の生活を再構築していく必要があると考えている。そしてMIDORI.soの都市における価値を振り返りながら、クリエイティブ都市というものを改めて再考し、それをもとに実践と発信を繰り返していきたいと思う。


そのような意味で「イメチェン」と「クリエイティブ都市」が今年の個人的なテーマだ。まずは自分自身が、人や街、あるいは目に見えない何かに対しても、感性を高めながら、都市での生活を存分に楽しみたいと思います。

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