COLUMN #133 髭の受付嬢の気づき

Topic: ColumnWritten by Masatoshi Sawa
2024/4/19
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私は今、新拠点での業務が始まり丸の内での勤務が多くなりました。業務の中にはコミュニティオーガナイザー(以下、CO)業務の他に受付業務もあるので、髭の受付嬢です。数年前は無職だったことを考えれば劇的な変化です。


そしてさらに変化したことがあります。それは、MIDORI.soでは拠点にCO1名が基本のため、常に同僚と離れ一人で働くのですが、丸の内拠点では14人のCOと働くようになったことです。私にとってこの変化は結果とても嬉しいことで、同僚の働き方を見て刺激になったり自分の至らなさに気づかされたりとたくさんの気づきを得ています。そして意外な気づきとしては、これまで自分がどこか孤独を感じて働いていたのだということです。


以前に、弊社の代表が何かのインタビューで言っていたシェアオフィスの価値という部分で「夜中に働いていて急に体調が悪くなって救急車を呼ばないといけないというシチュエーションに置かれたとき、もし自分ひとりで借りたオフィスで作業をしていたら、どうなるだろうかと思う。でも、シェアオフィスにいれば周りも助けてくれる(実話)」「MIDORI.soはセーフティネットのようなもの」と言って、隣人が近くにいることの安心感を表現していたのですが、今回同僚と働くことで潜在的に「独りで働いているという孤独を感じていたこと」が発覚し、代表が言っていたシェアオフィスの価値を再認識しました。


会社という団体でMIDORI.soに入ってくれている人はそれらに該当しないかもしれませんが、仕事に悩んでいる時には逆にその中で孤独を感じることがあるかもしれません。そんな時に他のメンバーやCOの存在が癒しになれば素晴らしい事だなと思います。


時期は春になり、通常でいえば企業が新入社員を迎える季節。MIDORI.soにも少なからず新卒・転職の方がいらっしゃいます。もしかして、新しい環境や人間関係にぶつかってはいないでしょうか?そしてふとした瞬間、孤独が心を支配し、1人で働いているような感覚になってはいないでしょうか?そんな時は、MIDORI.soというセーフティーネットを利用して、孤独ではないことをぜひ感じてください。そして、そのような状況をわれわれが作っていかねばと思います。

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