COLUMN #178 褒められ ADDICT

お笑いサークルに入っていた頃、僕は漫才のネタを何本か作りました。言っても素人の遊びです。側から見たら漫才師さんの真似事をするイタいひとたちだったかと思いますが、それでも面白いものを作りたくてネタを書き続けました。台本を見せると相方は僕のことをいつも「天才だね」と褒めてくれました。
トロントに住んでいた頃、僕は時々イラストの仕事をしていました。友達が主催するイベントのフライヤーデザインを頼まれるくらいなものでしたが、好きなことをしてお金を稼ぐことが新鮮で毎度没頭しました。入稿すると友達はいつも”you’re a legend!!”” You’re the best!!”と褒めてくれました。
そんな風に褒められて、僕は伝説級の天才だ!と驕り高ぶることはありませんが、少し笑みが溢れるくらい高揚感があって、それを感じるのが好きです。このナチュラルハイを求めて邁進し続ける、そんな僕は褒められアディクトです。
僕は文章を作るのがあまり上手くありません。200字を超える文章は書いていてもどこに向かっているのかわからなくなります。この文章も書き始めて3日が経ちますが、今夜なんとか結論に差し掛かかることができました。
結論、ここまで読んでくれた皆さんに僕のことを褒めていただきたい、ということです。コラムと呼べる代物ではないかもしれませんが、文章として読んでいて大きな負荷はなかったかと思います。
生まれて初めて、知らない人たちにも読まれる文章を無事書き終えることができた、という事実を褒めていただきたい。そうすれば僕は幸せな気持ちになるので、今後いつかのコラム制作には一層力が入ります。共にクオリティはどんどん上がっていくことでしょう。
長くなりましたが、お褒めの言葉をお待ちしてます。
次回以降のコラムにご期待ください。
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